[はてな夢日記] 2007年の初夢

 この夢は明らかに初夢ではなくて、これまでにもいくつかは見てきてるんだけど、覚えていられた中ではこれが初だったので初夢ということにして夢日記を書く。
 愛のない殺伐とした世界の闘技場のような場所で、無数の阿羅漢たちが死闘を繰り広げている。死闘絵巻は左右に大きく展開されていて、左のほうでは一触即発即死バトルで頭が飛んだり体が爆発したりで介入の余地がないのだけど、右のほうに行くに従って負けても辛うじて生きていられるような感じだったので、どうせいずれ参加することになるならばと思って、僕は割と右めの敷居が低そうな辺りから参入することに決める。死闘は場内で同時に展開されているはずなのに、時系列的には右から左という時の流れを知覚することができて、まさに絵巻のような時空間となっていて、それにしても、時間が経てば経つほど参加するにあたっての敷居は高くなるばかりなのであった。
 で、ぼちぼち参加しようかという辺りで僕は古くからの知人である藤原紀香と出会う。普段の僕は彼女のことがむしろ嫌いだというのにこの夢の中では紀香ねえさんのことを憎からず思っていて、その彼女が結婚するのだという噂を聞いて僕はかなりのショックを受けている。えーっ、誰だよダンナ。くそっ聞いたことある気がするけど思い出せない……頼むから誰か教えてくれ。大体いつからそうなったんだよ。紀香ねえさん、はにかんでばかりいないで僕に教えておくれ。昔のように甘酸っぱい関係に戻ろうよ。ねえ、ねえさん。頼むから、ねえさん。
 それにしても、まじで誰だよダンナって。気になる、くそ、気になる、気になるだれなんだよクソッ!

「陣内かーーーっ!」

 目覚めてからの第一声。