その頃、伊賀忍者たちは・・・


「ついに非モテを極めおったか」
「それがしはいかほどのものでもござらん」
「たわけ、空を見てみい」
「おお、お、お館様・・・。これは、これは一体どうなっているのです!?」
 空が、大変なことになっていた。
「お主がやったのじゃよ。これこそが・・・真の非モテの力じゃ。
 ようやった、もう儂から教えることは何もない。
 里を出て、徳川の家臣としてお仕え奉るのじゃ!」