草月流アートいけばなの世界
東京は日本橋高島屋のファサードを占める、花火のような日輪のような草月のいけばな。
ハイ!…というわけで今年も草月展に行ってまいりまして、絢爛豪華な植物アートの世界にたちまち魅了されてしまったわけであります。
→昨年度の模様
作品色々
鉛板の外装をもつ、UFOと現代アートが結婚したような作品。
鬣をもったワームのような作品。
彩色の施された海藻をパリッと立てている、ウーパールーパーのような和紙の提灯。色の取り合わせがとても綺麗でした。
小学生女子の定番アイテム、リリアンを使っている。リリアンというものがしょっちゅう禁止になっていたのは知ってるんですが、ガールズトークに加わることができなくて未だにどんな遊びなのかが全くわかっておらず、漠然と不良っぽい印象を抱くのみです。
なぜか草間彌生テイストを感じる。糜爛です。
斑入りのクワズイモをあしらった作品。
果物ガーデン的な作品。
妖怪油すましか毛有毛現(けうけげん)のどっちかをダイレクトに連想させます。
流木と苔を組み合わせた縄文土器のようなフォルムの作品。
これとか葉に円い穴を開けてベアリングみたいなものを噛ませているんですけど、パンクいけばなの可能性の萌芽さえ感じる。
まるで現代アートみたいな草月ですけど、いけばなのいけばならしさ的な部分に触れるとそれはそれでほっとしてしまいます。
家元である勅使河原茜の、美しい作品。
本日終了
高島屋の草月展は、本日11/10の夕方6時までです。時間が合うかたは一度足を運んでみてはいかがでしょうか。損はしないと思います!