ラ・マシンの蜘蛛型機械人形につきましては



4月19日、横浜の開国博Y150で催されたプレイベントの模様をお届けします。
趣味性ばりばりな機械人形(それも巨大!)を市街に解き放ち、SFファンや工学部生のみならず、アニメファンやギーク、ギャルや若者、街を歩く親子連れにまで人気を博しているフランスの大道芸団ラ・マシン。今回の機械人形は《レ・メカニック・サヴァント(博識な機械)》と言って、多脚型のスパイダーボットです。




攻殻機動隊』のタチコマ、もしくは『スターシップ・トゥルーパーズ』のバグを連想させるフォルム。二体の大蜘蛛ロボットが、いま、横浜を襲撃する!!



ブシャァァァァァ……。適当にシャッターを押しただけでも、スピルバーグの『宇宙戦争』なんかに迫る絵面ができてしまう。(できてない)


ジャン=ピエール・ジュネの映画や、BD(ベーデー)に出てきそうな劇団員達。



なにより感動的なのは、大道芸団のパフォーマンスとは言え、これが現実に起こった出来事であるという事実。ここのところ俺には、良くも悪くも、世の中がどんどんよくできた虚構みたいになっていっている気がしてなりません。