カールツァイスのレンズを買ったので、その自慢です。
YO、朋輩(ニガー)。今日は新しく仕入れたレンズについて書こうと思います。東欧から仕入れたzeiss jenaのレンズ3本セット。おかしいんですよ、ツァイスだったらこの3本がほしいなあ、と思っていたところ、ちょうどその組み合わせでオークションに出てるんだもん。釣られてるみたいで怖い。これでもう、しばらくはカメラ用品を買うことがないようにしたいです。
Flektogon 20mm F4.0
フレクトゴン、というウルトラQに出てきてもおかしくはないかっこいい名前の広角レンズ。開放F値は最大で4.0しかなく、5.6くらいまで絞りこまないと像が崩れます。
ディティールの描画には弱い気がしますがツボにはまった時の描画力はさすがで、反射するビルの窓や水面などの高コントラスト状態に力を発揮するみたいです。
上の写真は新宿のLタワーコクーンタワー(11/6訂正、素で間違えた)、下の写真は馬喰町のラディウムギャラリー(レントゲンヴェルケ)。いろんな収差が顕著に出ていますが、なにげに色乗りがよかったりする。
Pancolar 50mm F1.8
パンカラーと読みます。今回最大のお目当てだったレンズで、味があるというか、心が宿った感じの描画に惹かれています。
露出オーバーの時はドリーミィな描画に、アンダーの時は心がゾワゾワっとなるようなぐっとくる絵になっていると思う。像が暴れまくってコントロールが難しく、今の腕ではなかなか使いこなせない。思いどおりの絵面を作りだすために毎日四苦八苦しています。
20cmまで寄れるので、マクロ的な撮影方法が可能。
割り箸でさえ夢の世界へ。
SONNAR 135mm F3.5
ゾナー135ミリ。焦点距離が202.5ミリ、ワーキングディスタンスが0.7m(目測)という半端さゆえ出番が危ぶまれていたんですが、今日試してみたら結構いい感じだということがわかった。ピント部がぼやけた感じになるのは好みじゃないけど、フィルムカメラっぽい自然な描写で、独特の色の乗り方が好き。
圧縮されすぎ
参考までに。この奥行きのなさはどう考えてもおかしくて、電柱と電線が騙し絵みたいになってる。ソフトマシーン*1によるスタンド攻撃を受けたみたい。ある意味この絵は新しい…。
オールドレンズの使い方
これらのレンズはずっと昔に製造されていたM42(プラクティカ)マウントという装着方式のもので、PENTAX Kマウントを採用しているK10D*2に対し、このままでは装着することができません。そこで今回は、近代インターナショナルというところが出したM42マウントアダプタを介して装着しています。
これら3本のレンズは絞りがオート専用なんだけども、PENTAX純正のアダプタでは開放測光と連動しているレンズ裏の押しピンがうまく押し込まれず、開放でしか撮れないらしい。近代インターナショナルのマウントアダプタはこの問題をクリアしてくれており、ちゃんと絞れます。でもヨドバシで¥5000だったかな、嘘みたいに高い。中国製の安いやつでもいけるらしいですが、よくわかりません。
手動フォーカス専用
全てマニュアルフォーカスのレンズなので手動でピントを合わせるしかなく、ヘタクソにつきピンボケ写真を量産中。ファインダー越しにピントの状態がわかりづらかったもんだから、友人に教えてもらった拡大アイカップなんていうパーツまで買ってきてしまった。拡大率1.18倍ということでそんな大して変わらないかと思いきや、確かにピントが合わせやすいです。¥2500くらい。正直騙されてるかもしれない。
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2006/10/30
- メディア: Camera
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自慢でした。
当分はもうカメラ関係に出費することもないと思うので(本当に金がなくなった)カメラの話をまとめてしてしまったんですが、それ以前に語れるレベルかこのヘタクソ!と憤りを感じておられる方がいるかもしれないので、この辺にしておきます。カメラ、楽しいなー。